タホ ブレーキトラブル
2014年04月21日
1999y シボレー タホ LT 4WD
車検でお預かりしました。
車をお預かりする時、
現状で不具合がないか問診させていただいていますが
今回は
「パーキングブレーキを踏んでいないのにランプが付いている」
とのことでした。
「走行に不具合を感じていなかったので車検の時に
見てもらおうと思ってました」
確かに、「チェックエンジンランプ」の点灯であれば
走行中に不具合を感じないようであれば
お時間のある時に寄っていただいて内容確認させていただきます。
しかし今回は「ブレーキウォーニングランプ」
パーキングブレーキを踏むと付くランプ。
インジケーターのランプはいろいろありますが
赤色で光るランプは走行に危険を伴う可能性のあるものです。
そういう意味では「チェックエンジンランプ」はオレンジ。
運転者に注意をうながしています。
今回の「ブレーキウォーニングランプ」は赤色。
運転者に危険をお知らせしています。
このような赤色のランプが点灯した場合は
無理をせず安全な場所で停車して
走行はせずにロードサービス等を依頼しましょう。
早速、テスターをあてて内容を確認すると
「EBCMリレー回路不具合」
EBCMとはエレクトリックブレーキコントロールモジュール。
黒い箱のようなものがEBCMです。
ABS付きの車は、
一部電気的にブレーキをコントロールしています。
フェイルセーフにより電気的なトラブルがおきても
機械的にブレーキが効くようにはなっていますが
ブレーキのトラブルは命に関わります。
今回のトラブルコードの内容ですと
最悪EBCM本体の交換も可能性がありましたが
配線の改善修理で直りました
修理代が高額にならずにすんだ事もよかったですが
一番は事故につながらなかった事です。
このように「ウォーニングランプ(赤色)」が点灯した時は
走行せずに速やかに修理工場に入庫しましょう。
「オレンジランプ(チェックエンジンランプ等)」の点灯も
ほったらかしにせず「注意」ですので
かならず内容の確認をして修理してあげましょう。
修理代はかかるかもしれませんが、
命には代えられないと思います。
お困りの方は、お気軽にご相談ください。
アルファインターナショナル
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