トライトン21X搬入&518納艇整備!
2011年10月03日
トライトンTR21X を琵琶湖の提携マリーナRUSHさんに搬入しました。
これから船舶検査や納艇整備開始です!
A様 しばらくの間お待ちください。
奥の赤い船は間もなく納艇のレンジャー518。
当社では全ての輸入ボートに対し、納艇整備をおこなっております。
参考までに下記は518納艇整備の様子です!
ギヤオイルが汚れていたり、オイルに水が入って乳白色になっていたりすると要交換です。
場合によってはシール部品の交換も必要です。
抜いたオイルは白濁・金属粉もなく良好でしたね。
プロペラは必ず一旦取り外してチェックします。
ラインが少し巻き付いていましたのでキレイにして専用グリスを付けます。
プロペラ側のドライブスリーブも合わせてチェック。
クラックが入っていたりすると要交換です。今回も問題ありませんでした。
点火プラグ
今回はお客様より交換をご希望でしたので、6本すべてを交換します。
プラグも最近はイリジウムが主流になり、外見だけでは判断できないことも多くあります。
インペラはドライブロアケースの奥の奥に入っています。
外からはその状態は分かりません。
交換履歴が分からない輸入中古艇は一度リセットしておくのが望ましいですね。
「ビルジポンプ・エアレーターポンプ」
正常に作動していてもラインの絡みやケース割れ・水漏れを起こしていることも多いので、
しっかりと分解チェックを行います。
汚れやワームの切れ端などがたまっている場合がありますのでしっかり洗浄!
同時にオートビルジも動作確認します。
この後、100V日本対応のオンボードチャージャーに変更。
今回はエアレーターポンプの1つが作動していませんでしたので、カートリッジを交換しました。
バスボートはやはり湖上で走らないと分からないことも多いです。
当社輸入艇は納艇前には必ず試運転を行い、状態を確認します。
今回もいつものように絶好調!
エレキ、魚探も当然チェックです!
振動子の配線被覆が一部めくれておりましたので対策しました。
故障診断器DDTを接続し、
・過去のエラー履歴チェック ・現在の状況チェック
怪しいときは徹底的に調べます。
今回も異常無しです。
アルファインターナショナルの中古輸入艇はBOAT HOUSE RUSHさんと連携して
上記以外でもさまざまなチェックを経てお客様へお引き渡ししております。
それでもやはり「中古艇」のリスクはあると思いますが、リスク最小限にして
お得にボートを手に入れていたくのが最良と考えています。
バッテリーやオイルを替えただけでは安心整備とは言えませんね。
レンジャー518のO様、納艇準備が整いました!
楽しみですね!