落とし穴・・・でもリベンジ達成!
2011年04月29日
早い方は、今日からゴールデンウィークですね。
メカニックの岡村です。
水曜日が定休日なんですが、雨だったり寒かったりで・・・・
先日は午後から雨予報でしたが、とってもぬくかったので
行って来ました
高山ダム
去年は同船者にやられましたので、今回はリベンジです。
ワタクシ琵琶湖以外では、ワーム等の釣りはしません。
トップウォーターの釣りのみです。
なぜなら・・・・・好きだからです。
ただそれだけです。
魚のパターンだポジショニングだややこしい事はわかりません
「あそこに投げたら釣れそう」
「あそこで出たらええな〜」
ぐらいの気持ちでのんびり釣りをしてます。
しかし!
今回は違います!
どうしても一匹釣ってギャフンと言わせたいヤツがいるのです。
やる気はあったのですが、寝坊して午前10時の遅いスタート
目指すは上流のワンド。
「あそこ釣れそうやん」
「・・・・・・・」
「あっこ投げへんの?」
「・・・・・・・・・・・」
いっさい無視です。
カヌーを走らせる事30分。
目指すワンドの入り口。
テンションあがります
そのワンドでの釣果はありませんが、なにかがワタクシを呼んでいたのです。
「ホンマにここ釣れんの?」
「・・・・・・・・」
無視です。
そしてそのワンドの奥へ・・・・。
テンションはイヤでもあがっていきます。
「(もうちょい奥や・・・・・)んっ!?」
エレキのヘッド部からケムリが
うんともすんとも動きません
「終わった」
エレキで30分。
手漕ぎで何分?
「あんたがココや言うから、ぜんぜん釣りしてへんでなんとかしてや!」
「・・・・・・・」
なんともできません。
ただひたすら漕ぐのみです。
このポイントがボクを呼んでいたのはこういう事だったんですね。
なまった体を鍛えろと・・・・。
ひたすら漕いでなんとかワンドから脱出。
「#$%%&!」
前に乗ってるヤツがなにかいうてましたがもちろん・・・・無視です。
ワンドから出るとボートを下ろしたスロープに向かって追い風。
これはボクにとっても追い風?
漕がなくてもいい感じで流れていきます。
とりあえず対岸に向かい、前でうるさいヤツに
「こっから投げていきや」
「やっと釣りできるわ!ここは釣れんの?」
「・・・・・・」
ここでももちろん無視です。
流されて釣り始めること30分。
「エレキつぶれたし、今日はゲン悪いんちゃう?」
「・・・・・・・・」
今日は釣りたいんです。なんとしてでも。
そのとき!
立ち木の横でポーズをとっていたボクのルアーに
「ずぼっ」
「!!!」
久しぶり(約一年ぶり)のバイト!
しかしワタクシあせりません。
冷静に合わせ
あくまでも冷静に魚をいなし
そしてあくまでも冷静に魚をランディング。
そしてさらに冷静に
フレーム外れてます
落ち着いて・・・
今年初バス!
48センチでした
おなかパンパンでした。
「だから言うたやろ。なんかが呼んどってん!」
「・・・・・・・」
今度はお前が無視かい!
その後はなにごともなく終了です。
でもワタクシは満足です。
荷物を車に積んでいる間も、あきらめきれないのか
スロープでひたすらキャストを続ける同船者。
ワタクシ文句も言わず、カヌーも一人で積みました。
なぜなら・・・・満足したからです。
帰りの車の中、満足しきったボクはいつもよりさらにおしゃべり
「なっ。言うたやろ。なんかが呼んどってん。」
「お前には声が聞こえんのか?」
「・・・・・・」
無視されようが気にもなりません。
しゃべりきってひと段落ついたとき、嫁が一言。
「でも釣れたん、あんたを呼んでたワンドちゃうやん。呼ばれたとこはエレキつぶれただけやん」
「・・・・・・・・」
その後、静かなドライブでした。
おわり
おまけ:エレキ修理
帰ってエレキのヘッド部を開けてみると・・・
ロータリースイッチが溶けています
新品部品に交換。
コネクターの足が改良されてました。
無事取り付け完了して動くようになりました。
またどこかで呼び出しがかかれば出撃したいと思います。