白煙モクモク ダイハツムーブ
2010年12月09日
平成12年式 ダイハツ ムーブカスタム
「マフラーから煙が出てるんです」
ということで入庫してきました。
点検していくと・・・
タービンがオイルを喰っている模様
タービンとはターボ車についている過給機のこと。
アメ車にはあまりなじみのない部品ですね。
タービンの役目は、排気ガスの力を使って吸入空気を強制的に送り込む装置。
高速回転で回るため、タービンにもオイル・冷却水が廻っています。
タービン内部でオイル漏れをおこしているので
漏れたオイルが焼けて白煙となりマフラーからモクモクと出ている状態。
これがタービンです。
早速はずして・・・
タービンが外れた状態。
タービン本体をばらすと・・・
エキゾースト側がオイルでベトベト
シールが切れてオイルが漏れていた感じ。
リビルトのタービンに交換。
もちろんガスケット類は新品に交換。
無事、取り付け完了
15年ぶりくらいに、タービン交換しました
最後に・・・
オイル、冷却水を入れて作業完了
交換後、しばらくはマフラーに残っていたオイルのせいで
少し白煙が出ていましたが、30分ほど試運転すると収まりました
タービンも消耗パーツではありますが
きっちりとオイル交換していれば寿命は延ばせます。
ターボ車は特にオイル交換には気を使いましょう。
国産車の修理も出来るんですよ