20年以上は乗るぞのサバーバン。
2009年07月23日
1995年式 シボレー サバーバン ローライダーの車検をしました。
今現在ですでに14年落ちですが、まだまだ現役!
オーナーさんは20年落ちになっても乗る!と意気込んでおります。
その為、車検の時に悪いところは交換しておきたいという事でいろいろ整備しました。
まずはアメ車の修理の定番中の定番、オイルクーラーホースからのオイル漏れ。
劣化が進むと、このアルミの継ぎ目部分からエンジンオイルが滲みだします。
という事で交換。
続いて点火系
各気筒に電気を送るこのデストリビューター関係。非常に重要パーツです。
左が新品、右が外したもの。
外したデスビを見てみると。
センターの金属がもうありません。各接点も随分すり減ってます。
このプラスチックの丸いのが先ほどの黒い筒の中でグルグル回り、
順番に電気を送ります。
これも摩耗が激しいです。
これが新品。
センターからの一番重要な電気を受ける金属もしっかりありますね。
これらの接点、電気の通電状態の不良により正しく点火プラグに電気が行かず
ブルブルッ!ブルブルッ!とエンジンを不安定にさせていました。
今時のエンジンは流石に電子制御でコンピューターが直接各プラグに電気を送る仕掛け
なので、ここが劣化する事はありませんが。
ただ、点火系のユニットはエンジンの後方にあるので、作業はいつも
エンジンルーム内に引きこもって行います。
ボンネットを開けたら下の床が丸見えなんて国産車や今時のヨーロッパ車にはないですね。
一通り、整備も完了して車検も無事にクリアーしましたので、あと6年で
念願の20年落ちに突入です!
この調子でいけば30年落ちも夢ではないかも!?
是非記録を作って下さい!