ダイハツ コペン アイドリング不調
2020年03月28日
ダイハツ コペン
「アイドリングが不安定で、信号待ちでエンジンが止まります」
ということで、ご来店いただきました 大阪府 枚方市 S様。
軽自動車のオープンカー。
かっこいいですね。
普段、大きい車の入庫が多いので新鮮です。
点検すると、3番気筒のミスファイア。
ダイレクトイグニッションコイルの不良でした。
走行距離12万キロということなので
不良の3番だけでなく、すべてのダイレクトイグニッションコイル、スパークプラグ
の交換をお勧めさせていただきました。
あと、オルタネーターベルトが切れそうでしたので合わせて交換をお勧めさせていただきました。
「ベルトはついでなので全数交換してください」
と作業依頼もいただきました。
部品はオーナー様がご用意されるとのことでしたので
部品を持ち込んでいただいての作業開始となりました。
ベルトを交換するために、フロントバンパーとタイヤを外しました。
エアコンコンプレッサーベルト
このベルトを交換するのにバンパーを外しています。
軽自動車はベルト交換や、オイルエレメント交換で
バンパーを外して作業した方が、効率いいものが多いですね。
オルタネーターベルト
このように切れかけていました。
新品ベルトと取り外したベルト
オルタネーター、パワステポンプ、エアコンコンプレッサーの3本のベルトがあります。
軽自動車は最近、電動パワステになりベルトが2本の車も多いですね。
次にダイレクトイグニッションとスパークプラグの交換です。
交換作業に邪魔になるインテークダクトを取り外し・・・
ダイレクトイグニッションを取り外しました。
軽自動車では3気筒が多いですが、コペンは4気筒なんですね。
ダイレクトイグニッション
これが不具合を起こしていた、3番気筒のダイレクトイグニッション。
新品のダイレクトイグニッション
スパークプラグ
取り外した3番気筒のものになります。
新品のスパークプラグ
取り外したものと比べて、電極の状態が違いがわかりますよね。
スパークプラグの交換は10万キロでの交換を推奨している車種が多いので
車の状態がいいものでも、交換されるほうがいいです。
すべての気筒の交換が完了しました。
すべてを組み終わり、アイドリングの不安定な状態は改善されました。
試運転させていただき信号待ちでのエンジンが止まるということもありませんでした。
10万キロを超えると、問題がでていないエンジンでも
メーカー推奨の交換部品があります。
「どんな部品を交換しないといけないの」
「費用はどれくらいかかるの」
といったご相談でも、お気軽にお電話ください。
今回の作業のように、持ち込み部品での交換も承ります。
アルファインターナショナル
大阪府枚方市長尾家具町3-5-13
072-866-9007