タホ オーバーヒート
2018年01月30日
1999y シボレー タホ LS 4WD
「水温が以上に高くなりました」
ということで積車にて入庫しました。
ボンネットを開けて冷却水の量を確認すると
冷却水が入っていません
オーバーヒートにより吹きこぼれたのか、どこからか漏れているのか・・・。
点検すると・・・
ヒーターバルブ
ココからの水漏れが確認できました。
ただサーモスタッドの開きも怪しいので
オーナー様に現状を伝えたところ・・・
「悪いところ、怪しいところは交換してください」
ということでしたので作業開始となりました。
「あとウォーターポンプも交換しといてください」
と追加作業の依頼もいただきました。
ACデルコ製ヒーターバルブ
右が取り外した部品
取り外すときに割れました
部品は樹脂製ですので経年劣化により破損することがあります。
エンジンルームより目視できる場所にありますので
点検してあげましょう。
無事、取り付け完了
ウォーターポンプ
水漏れ、作動不良はありませんでしたが交換依頼いただきました。
ACデルコ製ウォーターポンプ
右が取り外した部品
ガスケットをキレイに取り外し・・・
取り付け完了
サーモスタッド
取り外した部品を熱湯に入れると
バルブが全開になりませんでした
オーバーヒートの原因が冷却水が少ないことだったかもしれませんが
全開にならないサーモスタッドも一因かもしれません。
ACデルコ製サーモスタッド
右が取り外した部品
最後に冷却水を入れて、水漏れがないか確認。
テスターをつないで実際の水温を確認して
サーモスタッドの開閉も確認。
無事、作業完了となりました。
オーバーヒートの原因はいろいろありますが
冷却水の量はボンネットをあければ確認できます。
日常点検により大きなトラブルを回避することができます。
点検に不安を感じるようであれば、お気軽にご来店ください。